ホーム インフォメーション 浄水型ウォーターサーバーの電気代は月いくら?計算方法と今日からできる節約術5つ

浄水型ウォーターサーバーの電気代は月いくら?計算方法と今日からできる節約術5つ

「ウォーターサーバーを置きたいけれど、電気代が高くなりそうで心配」

浄水型ウォーターサーバーの検討中に、こんな不安を持つ方はとても多いです。月額定額で水が使い放題とはいえ、電気代が毎月上乗せされるなら、実質の負担額を知ってから決めたいところです。

この記事では、浄水型ウォーターサーバーの電気代の目安と、自分の機種・検討中の機種で電気代を計算する方法をわかりやすく解説します。あわせて、今日からできる節約術5つと、省エネ機種を選ぶときのチェックポイントも紹介します。

浄水型ウォーターサーバーの電気代の目安

はじめに結論からお伝えすると、ウォーターサーバーの電気代は一般に月数百円〜1,000円前後が目安といわれています。

ただし、この金額は機種と使い方によって大きく変わります。

  • エコモード(省エネモード)搭載の新しい機種:月数百円程度に収まる公表値の機種が多い
  • エコモードなしの機種・旧型機:月1,000円前後かかることもある

各メーカーが公表している電気代は「エコモードを1日2回使用した場合」など一定の条件付きで測定された数値です。実際の金額は、室温や使用頻度、契約している電力会社の単価によって変わるため、あくまで目安として考えましょう。

なお、浄水型ウォーターサーバーは水道水を使うため、宅配型のように「使った分だけボトル代が増える」ことがありません。毎月の負担は「定額の月額料金+電気代」でほぼ確定します。電気代さえ把握できれば、実質のランニングコストが読みやすいのは浄水型の利点です。

電気代の仕組みと計算方法

電気を使うのは「冷やす・温める・清潔に保つ」の3つ

ウォーターサーバーが電気を使うのは、主に次の3つの動作です。

  • 冷水を冷やして保つ:冷蔵庫と同じ仕組みで、タンク内の水を冷やし続けます
  • 温水を温めて保つ:いつでもお湯が出るよう、加熱・保温を繰り返します
  • 衛生機能を動かす:タンク内を清潔に保つ自動クリーン機能などが定期的に作動します

3つのうち、電気を多く使うのは温水の加熱・保温です。たとえばエブリィフレシャスtallの公表スペックでは、消費電力は冷水80Wに対して温水は350Wと、温水側が4倍以上です(出典:エブリィフレシャス公式サイト)。電気代を抑えるカギが「温水まわりの使い方」にあることが、ここからわかります。

電気代の計算式

ウォーターサーバーの電気代の計算式。1日の消費電力量kWh×目安単価31円×30日で1ヶ月の電気代を計算。0.3kWhなら約279円、0.5kWhなら約465円、1.0kWhなら約930円

電気代は、次の式で計算できます。

電気代(円)= 消費電力量(kWh)× 31円

「31円」は、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電力料金の目安単価(31円/kWh・税込)です。家電の電気代を計算するときの全国共通の目安として使われています(出典:全国家庭電気製品公正取引協議会)。

たとえば、1日あたりの消費電力量が0.5kWhの機種なら、

0.5kWh × 31円 × 30日 = 月約465円

1日0.3kWhの省エネ機種なら月約279円、1日1.0kWh使う機種なら月約930円です。カタログに「1日あたりの消費電力量」や「月間電気代の目安」が載っていれば、この式で自分の電力単価に置き換えて計算し直すこともできます。

「定格消費電力」をそのまま掛け算しないよう注意

機種のスペック表には「温水350W」のような定格消費電力が書かれていますが、これは加熱時に最大どれくらい電気を使うかという数値です。サーバーは24時間ずっと最大電力で動いているわけではなく、設定温度になればヒーターや冷却は止まります。

350W × 24時間で計算すると月8,000円近い数字になってしまいますが、実際の稼働は断続的なので、そこまでかかることはありません。正確に知りたい場合は、メーカー公表の「月額電気代の目安」を確認するのが確実です。

電気代が変わる4つの要因

同じ機種でも、使い方や環境によって電気代は変わります。影響が大きいのは次の4つです。

①エコモード(省エネモード)の有無と使い方

ウォーターサーバーの操作パネルのエコモードボタンを指で押している様子

エコモードは、温水の温度を下げたり、光センサーで部屋が暗い間の加熱を控えたりして消費電力を抑える機能です。搭載機と非搭載機では、公表値ベースで月数百円単位の差がつくこともあります。

搭載されていても使わなければ意味がないので、就寝中や外出中に自動で作動する設定になっているか、一度確認してみましょう。

②設置環境

直射日光が当たる場所や、コンロ・暖房器具の近くにサーバーを置くと、冷水を冷やすために余計な電力を使います。また、壁にぴったり付けて設置すると放熱がうまくいかず、効率が落ちます。

③温水の使用頻度

お湯を使うたびにタンク内へ給水され、加熱が始まります。温水を頻繁に使う家庭ほど電気代は上がりやすくなりますが、そのぶん電気ケトルやガスでお湯を沸かす回数が減るので、家全体の光熱費で見れば相殺される部分もあります。

④季節と室温

夏は冷水の維持に、冬は温水の維持に電力を使うため、季節によって電気代は変動します。特に夏場の暑い部屋・冬場の寒い部屋では、設定温度との差が大きくなるぶん消費電力が増えます。

今日からできる電気代の節約術5つ

ウォーターサーバーの電気代の節約術5つ。エコモードの活用、直射日光を避けて壁から離す、電源は切らない、お湯はサーバーでまかなう、省エネ機種への乗り換え

(1) エコモードを必ず活用する

もっとも効果が大きく、手間もかからない節約術です。就寝前に手動で切り替えるタイプ、光センサーで自動作動するタイプなど機種によって仕様が異なるので、取扱説明書で作動条件を確認しておきましょう。

(2) 直射日光を避け、壁から離して設置する

窓際や家電の熱がこもる場所を避け、壁から数cm以上離して放熱スペースを確保するだけで、冷却効率が変わります。設置場所を見直すだけの、費用ゼロの節約術です。

(3) 電源は切らない

「使わない時間は電源を切れば節約になりそう」と思いがちですが、これは逆効果になりやすいのでおすすめできません。

電源を切ると、再起動時に冷水・温水を設定温度まで一気に冷やし直し・沸かし直すため、かえって電力を使うことがあります。さらに、タンク内の温度維持や自動クリーン機能といった衛生機能も止まってしまいます。長期の旅行などを除き、電源は入れたままにしておきましょう。

(4) お湯まわりの使い方を工夫する

ウォーターサーバーの温水でコーヒーをいれている様子

コーヒー1杯のお湯、料理の下ごしらえ、カップスープなどはサーバーの温水でまかない、電気ケトルやガスの使用を減らすと、家全体の光熱費で見たときの効率が上がります。「サーバーの電気代」単体ではなく、トータルの光熱費で考えるのがポイントです。

(5) 省エネ機種への乗り換えを検討する

エコモード非搭載の旧型機を長く使っている場合は、省エネ機種への乗り換えで電気代が下がることがあります。浄水型は月額定額制なので、「月額料金+電気代」の合計で今の機種と比べてみましょう。

省エネ機種を選ぶ3つのチェックポイント

これから浄水型ウォーターサーバーを選ぶ方は、次の3点を確認しておくと失敗がありません。

(1) 電気代の公表値と測定条件を確認する

メーカー公式サイトの「電気代 月◯円〜」という表示には、「エコモード使用時」などの条件が付いています。条件の注記まで含めて確認し、公表がない機種は消費電力の数値から概算してみましょう。

(2) エコモードの作動方式を確認する

手動切り替え式は「使い忘れ」が起こりがちです。光センサーなどで自動作動するタイプのほうが、実際の生活では節約効果を出しやすくなります。

(3) 月額料金+電気代のトータルで比べる

電気代が月200円安くても、月額料金が500円高ければ逆転します。比較するときは必ず「月額料金+電気代の目安」の合計額で見ましょう。月額料金の相場はウォーターサーバーの料金は月額いくら?で詳しく解説しています。

浄水型ウォーターサーバーの電気代Q&A

Q1. 一人暮らしだと電気代は安くなる?

使う水の量が少なくても、冷水・温水の温度維持には同じように電気を使うため、使用量ほどには電気代は下がりません。電気代は「何人で使うか」より「どの機種を・どんな環境で使うか」で決まると考えておきましょう。

Q2. 電気ケトルや電気ポットとどちらが得?

単純比較は難しいですが、役割が異なります。電気ケトルは「使うときだけ沸かす」ので1回あたりの電力は小さい一方、沸くまで数分待つ必要があります。ウォーターサーバーは待ち時間ゼロでお湯が出る利便性に電気代を払うイメージです。保温し続ける電気ポットからの置き換えなら、サーバーのほうが効率的になるケースもあります。

Q3. 電気代が急に上がった気がする。故障?

まずは設置環境の変化(直射日光・室温)や季節要因を疑いましょう。それでも明らかに異常な場合は、放熱部のホコリ詰まりや機器の不具合の可能性があるため、メーカーのサポートに相談してください。フィルター交換などのメンテナンスを怠ると効率が落ちる機種もあります。

まとめ:電気代は「機種選び」と「置き方」でコントロールできる

浄水型ウォーターサーバーの電気代は一般に月数百円〜1,000円前後が目安で、エコモード搭載機を選び、設置場所に気をつければ、多くの場合は月数百円程度に収まります。

  • 電気代は「消費電力量(kWh)×31円」で概算できる
  • 電気を多く使うのは温水の加熱・保温
  • エコモード活用+直射日光を避ける設置が節約の基本
  • 電源を切るのは逆効果になりやすい
  • 選ぶときは「月額料金+電気代」のトータルで比較する

浄水型はボトル代の変動がないぶん、電気代さえ押さえれば毎月のコストがほぼ固定できます。機種ごとの月額料金や特徴は当サイトの人気ランキングで、契約前に知っておきたい注意点は浄水型ウォーターサーバーのデメリット8つもあわせて参考にしてください。

出典・参考資料

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