ウォーターサーバーはやめた方がいい?やめた理由7つと後悔しない人の条件
「ウォーターサーバーはやめた方がいい」——検索するとこんな言葉が出てきて、契約を迷っている方も多いのではないでしょうか。
実際に、ウォーターサーバーを解約した人は一定数います。ただ、その理由をよく見ていくと、「ウォーターサーバーそのものがダメだった」というより、自分の暮らしに合わないタイプを選んでしまったケースがほとんどです。
この記事では、やめた人が挙げる7つの理由を整理したうえで、それぞれが「宅配型(ボトル配送)」と「浄水型(水道水)」のどちらで起こる問題なのかを比較します。最後に、後悔する人・後悔しない人の条件もまとめました。
CONTENTS
ウォーターサーバーをやめた人が挙げる7つの理由


①ボトル交換が重くて大変

もっとも多く挙がるのがこれです。宅配型で使われる12Lのボトルは、水だけで約12kg。これを胸の高さまで持ち上げて、サーバーの上部にセットする必要があります。
米袋を持ち上げるのに近い作業を、2〜3週間に一度くり返すことになります。腰痛のある方、手首に不安のある方、高齢のご家族が使う場合には、想像以上の負担です。
②注文ノルマがあって水が余る
宅配型の多くには「毎月◯本以上」という最低注文数(ノルマ)があります。飲む量が少ない月でも水は届くため、使いきれないボトルが部屋の隅に積み上がっていく——という状態になりがちです。
配送スキップができるメーカーもありますが、回数に上限があったり、スキップ中に手数料がかかったりすることもあります。
③ランニングコストが思ったより高い
月々かかるのは水代だけではありません。サーバーレンタル料、電気代、メンテナンス費用などが積み重なります。
「水代だけ見て契約したら、実際の請求額が想定より高かった」というのは典型的な失敗パターンです。契約前に確認すべきは、水代・サーバー代・電気代を合計した実質の月額です。相場についてはウォーターサーバーの料金は月額いくら?で詳しく解説しています。
④設置スペースを取られる
本体は幅・奥行きとも30cm前後が一般的ですが、放熱のために壁から数cm離す必要があります。さらに宅配型では、届いたボトルのストック置き場も確保しなければなりません。
ワンルームや、キッチンが狭い住まいでは、この「置き場所問題」が解約の決め手になることがあります。
⑤動作音が気になる
冷却方式にコンプレッサー式を採用している機種では、冷却が作動するたびに「ブーン」という低い音が出ます。日中は気にならなくても、寝室やワンルームでは夜間に気になることがあります。
静音性を重視するなら、ペルチェ式や静音設計をうたう機種を選ぶ、あるいは寝室から離れた場所に設置するといった対策が必要です。
⑥解約金・契約期間の縛りがある
多くのメーカーでは2〜3年程度の最低利用期間が設定されており、期間内に解約すると解約金がかかります。
「合わなかったからすぐやめる」ができないため、契約前の見極めがそのまま満足度を決めるのがウォーターサーバーの特徴です。転勤や進学など住まいが変わる可能性がある方は、特に契約期間を確認してください。
⑦ボトルの受け取りと空きボトルの処分が面倒
宅配型は定期的に水が届くため、受け取りの手間がかかります。不在が多いと再配達の手配が必要になり、これが地味なストレスになります。
また、使い終わったボトルは回収を待つか、自分で処分することになります。ワンウェイ方式(使い捨て)の場合は、つぶして資源ゴミに出す作業が毎回発生します。
その不満、浄水型なら解決する?7つを比較
ここが重要なポイントです。先ほどの7つの理由を見直すと、多くは「宅配型(ボトル配送)」の仕組みから生まれていることがわかります。
水道水をろ過して使う「浄水型」なら、そもそもボトルが存在しないため、いくつかの不満は構造的に発生しません。

浄水型で解決する4つ
- ボトル交換の重労働:ボトルがないため発生しません。補充型でもタンクに水道水を注ぐだけです
- 注文ノルマ・水が余る:水を注文する仕組みがないため、ノルマもありません
- 受け取り・空きボトルの処分:配送自体がないので、再配達もゴミも出ません
- 使った分だけ水代が増える:月額定額制が主流のため、使う量が増えても料金は変わりません
浄水型でも解決しない3つ
- 設置スペース:本体は必要です。ただしボトルの保管場所は不要なぶん、省スペースにはなります
- 動作音:冷却・加熱する機械である以上、多少の音は出ます。機種選びと設置場所での対策が必要です
- 契約期間・解約金:浄水型にも最低利用期間があるのが一般的です。契約前の確認は欠かせません
つまり「やめた方がいい」と言われる理由の多くは、タイプ選びで回避できるということです。浄水型そのもののデメリットについては浄水型ウォーターサーバーのデメリット8つで正直に解説しています。
後悔しやすい人の3つの特徴
タイプ選びとは別に、そもそもウォーターサーバーが生活に合わない方もいます。次の3つに当てはまる場合は、慎重に検討したほうがよいでしょう。
①水をあまり飲まない・自炊をしない
飲用が1日にコップ数杯程度で、料理もほとんどしない場合、月額数千円の固定費に対して得られる利便性が見合いません。浄水ポットや蛇口直結型の浄水器のほうが合っています。
②固定費を増やしたくない
ウォーターサーバーは、使っても使わなくても毎月一定額がかかるサービスです。固定費の増加を避けたい方にとっては、心理的な負担が続きます。
③置き場所が確保できない
キッチンやリビングに30cm四方+放熱スペースを確保できない場合、生活動線の邪魔になります。無理に置くと、それ自体がストレスの原因になります。
後悔しない人の3つの条件
逆に、次のような方は満足度が高くなりやすい傾向があります。
①水やお湯を毎日使う
コーヒーやお茶をよく飲む、料理や炊飯に使う、水筒を持ち歩く——といった方は、定額制の恩恵を最大限受けられます。使えば使うほど1リットルあたりの単価は下がります。
②買い物・ゴミ出しの手間を減らしたい
ペットボトルの水を箱買いしている方にとって、重い荷物を運ぶ手間と、ペットボトルを潰して出す手間がなくなるのは大きなメリットです。
③すぐにお湯が使える利便性を重視する
お湯を沸かす待ち時間がゼロになることは、想像以上に日常を変えます。赤ちゃんの調乳をするご家庭では、夜間のミルク作りがぐっと楽になります。
契約前に必ず確認したい5つのこと
- 宅配型か浄水型か:ボトルの手間を避けたいなら浄水型。天然水にこだわるなら宅配型
- 月額料金+電気代の合計:表示価格だけで判断しない
- 契約期間と解約金:何年縛りで、途中解約するといくらか
- 設置スペース:幅・奥行き・高さを実際に測る。コンセントの位置も確認
- お手入れの手間:フィルター交換の頻度、自動クリーン機能の有無
よくある質問
Q1. ウォーターサーバーは結局、元が取れますか?
「元を取る」という考え方をするなら、ペットボトルの水を日常的に買っている方ほど差額は小さくなります。ただしウォーターサーバーの価値は水の単価だけでなく、買い物・運搬・ゴミ出しの手間がなくなること、すぐにお湯が使えることにあります。金額だけで判断すると評価を誤ります。
Q2. お試しできるメーカーはありますか?
無料お試し期間を設けているメーカーや、解約金のかからないプランを用意しているメーカーがあります。長く使うか自信がない方は、こうした条件のゆるいプランから始めるのが安全です。
Q3. やめたくなったときはすぐ解約できますか?
最低利用期間内であれば解約金が発生するのが一般的です。契約前に、期間と金額を必ず確認してください。なお、訪問販売で契約した場合はクーリング・オフの対象になることがあります。
まとめ:やめた理由の多くは「タイプ選び」で防げる
ウォーターサーバーをやめた理由の上位は、ボトル交換・注文ノルマ・受け取りの手間・水代の増加でした。これらはいずれも宅配型(ボトル配送)特有の悩みで、浄水型を選べば構造的に発生しません。
一方で、設置スペース・動作音・契約期間の3つは、どのタイプでも残ります。ここは機種選びと事前確認でカバーするしかありません。
- 水やお湯を毎日使う人は、満足度が高くなりやすい
- 水をあまり飲まない人・固定費を増やしたくない人は、浄水ポットなど別の手段が向いている
- 契約前に「月額+電気代」「契約期間と解約金」「設置スペース」の3点だけは必ず確認する
「やめた方がいい」という言葉を鵜呑みにせず、自分の暮らしに合うタイプを選べば、後悔はかなり避けられます。機種ごとの月額料金や特徴は、当サイトの人気ランキングもあわせて参考にしてください。




