2026年4月スタート!PFAS水質基準の義務化とは
2026年4月、わたしたちの「飲み水」に関わる大きな制度の変更がありました。 これまで努力義務にとどまっていたPFAS(ピーファス)の水質検査が、法律にもとづく義務へと引き上げられたのです。 この変更は、日本の水道水の安全性を考えるうえで、とても重要なターニングポイントといえます。 ここでは、義務化の背景やその意味について、わかりやすくお伝えしていきます。
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これまでの「暫定目標値」と何が変わったのか
PFASのなかでもとくに有害性が指摘されている**PFOS(ピーフォス)とPFOA(ピーフォア)**については、2020年に「暫定目標値」というかたちで、はじめて数値が設けられました。 この暫定目標値は、あくまで「水質管理目標設定項目」として位置づけられていたものです。 つまり、水道事業者に対して検査や管理を「お願いする」レベルの運用だったのです。
出典: 環境省「有機フッ素化合物(PFAS)について」 URL: https://www.env.go.jp/water/pfas.html
ところが、法的な義務ではなかったことから、検査を実施していない事業者もあったのが実情でした。 環境省と国土交通省がおこなった調査では、「義務でないこと」を理由に検査をおこなっていなかったケースも確認されています。
出典: 日本経済新聞「PFAS水質基準、定期検査を義務化 2026年度から施行」 URL: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA071B10X00C25A2000000/
そこで環境省は、2025年6月30日に関連する省令を公布し、2026年4月1日からPFOSとPFOAを正式な「水質基準項目」へ引き上げることを決定しました。 これにより、すべての水道事業者に対して、定期的な検査とその基準の遵守が法律で義務づけられることになったのです。
出典: 環境省「水質基準に関する省令の一部を改正する省令の公布等について」 URL: https://www.env.go.jp/press/press_00075.html
【暫定目標値から基準値への変遷を示すタイムライン図解】

基準値50ng/Lの意味と検査の義務化
あらたに設定された基準値は、PFOSとPFOAの合算値で1リットルあたり50ナノグラム(ng/L)以下というものです。 数値そのものは、これまでの暫定目標値と同じですが、その「重み」が大きくちがいます。
暫定目標値の段階では、たとえ基準をこえていても法的な罰則はありませんでした。 しかし、水質基準に格上げされたことで、この50ng/Lをこえた場合には改善措置をとることが求められます。 検査の頻度も、原則として3か月に1回と定められました。
出典: 環境省「水質基準に関する省令の一部を改正する省令の公布等について」 URL: https://www.env.go.jp/press/press_00075.html
ところで、50ng/Lという数値はどのくらいの濃度なのでしょうか。 これは、25メートルプールの水に食卓塩の粒を3つほど溶かした程度の、きわめてうすい濃度にあたります。 それほど微量でも健康への影響が懸念されるため、厳密な管理が必要とされているのです。
この基準値は、体重50キログラムのひとが毎日2リットルの水道水を一生涯のみ続けても、健康への影響があらわれない濃度として設定されています。 安全側にたった考え方で算出されており、直ちに健康被害がおこるような数値ではありません。
日本と海外の基準値を比較する
日本の基準値50ng/Lは、国際的にみるとどのような水準なのでしょうか。 じつは、海外の一部の国とくらべると、かなりゆるい設定となっています。
とくに注目されるのはアメリカの基準値です。 アメリカの環境保護庁(EPA)は、2024年4月にPFOSとPFOAの飲料水基準をそれぞれ1リットルあたり4ナノグラム(ng/L)と定めました。 これは日本の基準値の約12分の1にあたる、きわめてきびしい水準です。
出典: 内閣府食品安全委員会「有機フッ素化合物(PFAS)評価書に関するQ&A」 URL: https://www.fsc.go.jp/foodsafetyinfo_map/pfas_faq.html
ヨーロッパでも規制は強化されています。 EUでは、20種類のPFASの合計値と、すべてのPFASの総計値という2つの基準が設けられています。 ドイツでは、PFOSとPFOAの合計値を20ng/Lとする方針が示されています。
各国の基準値のちがいをまとめると、つぎのようになります。
日本: PFOS+PFOA合算で50ng/L(2026年4月より基準値として義務化) アメリカ: PFOSとPFOA各4ng/L(2024年4月設定) EU: 20種類のPFAS合計で100ng/L、全PFAS合計で500ng/L ドイツ: PFOS+PFOA合計で20ng/L(2028年から適用予定)
このように、日本の基準は国際的にみるとまだゆるやかな段階にあるといえます。 ただし、今回の義務化は日本にとって大きな一歩であり、今後さらなる基準の見なおしがおこなわれる可能性もあります。
【日本・アメリカ・EU・ドイツのPFAS基準値比較インフォグラフィック】

いま日本で起きている水質汚染の最新事例
2026年に入ってからも、日本各地で水質に関するニュースが相次いでいます。 PFASの検出だけでなく、気候変動にともなう水質の悪化も深刻化しつつあります。 ここでは、とくに注目すべき3つの事例を取りあげ、いま起きている問題をくわしくみていきます。
沖縄・宜野湾市のマンホールから指針値5倍超のPFAS検出
2025年1月29日、沖縄県宜野湾市伊佐にあるマンホールから白い泡が噴きだすという異常な事態が発生しました。 この泡を分析した結果、高濃度のPFASが含まれていることがあきらかになったのです。
検出されたPFOSとPFOAの合計値は、1リットルあたり268ナノグラム。 国の指針値である50ng/Lの5倍をこえるきわめて高い数値でした。
泡の成分分析をおこなったのは、京都府立大学の原田浩二教授です。 原田教授によると、この泡は2020年に近くの施設から漏れだした消火剤の泡とは組成がことなっているとのことです。
出典: 沖縄タイムス「マンホールで噴き出した白い泡からPFAS検出 国指針値の5倍超」(2025年2月5日)
このニュースは、PFASが過去の使用にとどまらず、いまも環境中に広がっている可能性をしめすものとして、おおきな関心を集めました。 とくに沖縄では、これまでも各地でPFASの検出がつづいており、住民の不安がたかまっています。
東広島市で住民の血中PFAS濃度が米国指標の110倍超
広島県東広島市でも、PFASに関する深刻な調査結果があきらかになっています。 飲用の井戸水から高濃度のPFASが検出された地域で、住民の血液検査がおこなわれました。
その結果、一部の住民の血中PFAS濃度がアメリカの指標の110倍をこえるという、おどろくべき数値が確認されたのです。
井戸水の検査では、1リットルあたり15,000ナノグラム(1万5,000ng/L)という、国の指針値の300倍にのぼる数値が検出されたケースもありました。 住民のなかには、この水を長年にわたって飲みつづけていた方もいます。
出典: RCC中国放送「住民の血液から高濃度PFAS アメリカの指標の110倍を超える値」(2025年2月5日)
京都府立大学の原田教授は、取材に対して「全国で最も高い濃度のPFASが検出された地域のひとつ」とコメントしています。 住民からは「やっぱり怖い」「もっと早く知りたかった」という声があがっており、情報公開のあり方についても議論がおきています。
【日本国内のPFAS検出事例マップ】

茨城・水戸市で水道水にカビ臭 84年ぶりの少雨が原因
PFASだけが水道水の問題ではありません。 2026年に入ってから、茨城県水戸市では**「水道水がカビ臭い」「土のようなにおいがする」**という苦情が、市に対して約40件よせられています。
この異臭の原因は、84年ぶりとなる記録的な少雨でした。 水戸市の2026年1月の降水量は0.0ミリメートル。 まるまる1か月、いちどもまとまった雨が降らなかったのです。
出典: FNNプライムオンライン「カビ臭い、飲みたくない 水道水巡り苦情殺到」(2026年2月3日)
水戸市の水源である那珂川の水位が低下し、川底に植物プランクトンが発生。 このプランクトンが、カビ臭の原因となる物質を水中にはなったことで、水道水のにおいに影響がでたのです。
おなじ那珂川を水源とするひたちなか市でも同様の問題が発生していました。 ひたちなか市の浄水場では、活性炭を注入する量をふやし、浄水処理を強化するなどの対策がとられています。
市民のあいだからは、「不安である」「風呂にしても、お皿をあらっても、においが残る」「カビ臭い水は飲みたくない」といった声があがりました。
気象庁は、**「今後1か月程度はまとまった雨が降らない」**との見通しをしめしており、水質への影響が長引く可能性もあります。
全国に広がるPFAS検出と水質悪化の背景
これらの事例は、けっして一部の地域だけの問題ではありません。 環境省がおこなった調査では、38都道府県を対象にした検査で、16都府県111地点においてPFASの指針値をこえる濃度が検出されています。
出典: 環境省「有機フッ素化合物(PFAS)について」 URL: https://www.env.go.jp/water/pfas.html
PFASの汚染源としては、工場排水、泡消火剤の使用、防災関連施設での訓練などが考えられています。 また、PFASは自然環境のなかではほとんど分解されない性質をもっているため、過去に使用されたPFASが長期間にわたって土壌や地下水にのこりつづけているケースもあります。
さらに、気候変動による少雨や渇水が、水源の水質に悪影響をあたえることも、今回の茨城のケースであきらかになりました。 PFASだけでなく、気候の変化による水質リスクにも目を向ける必要があるのです。
こうした状況をふまえると、水道水の安全性は「行政まかせ」にするだけでなく、わたしたち自身でも対策を考えていくことが大切です。
【画像推奨: PFAS汚染の発生メカニズム(工場排水→土壌→地下水→水道水)の図解】

PFASとは?いまさら聞けない基礎知識
ニュースで「PFAS」という言葉を目にする機会がふえてきましたが、そもそもPFASとはどのような物質なのでしょうか。 ここでは、PFASの基本的なとくちょうや健康リスクについて、あらためて整理していきます。
「永遠の化学物質」と呼ばれる理由
PFASとは、ペルフルオロアルキル化合物とポリフルオロアルキル化合物の総称です。 その種類は1万種類以上にのぼるとされており、非常に幅ひろいグループの化合物です。
出典: 環境省「有機フッ素化合物(PFAS)について」 URL: https://www.env.go.jp/water/pfas.html
PFASの最大のとくちょうは、炭素とフッ素の結合がきわめて強固であること。 この結合は自然界のちからでは分解されにくく、環境中に半永久的にのこりつづけます。 そのため、PFASは**「永遠の化学物質(フォーエバー・ケミカル)」**と呼ばれているのです。
PFASのなかでもとくに問題視されているのが、**PFOS(ピーフォス)とPFOA(ピーフォア)**の2つの物質です。 これらは撥水性や耐熱性にすぐれており、かつてはフライパンのコーティング剤、防水スプレー、食品の包装紙、泡消火剤など、身近なさまざまな製品に使われていました。
しかし、環境や人体への影響が懸念されるようになったことから、PFOSは2010年、PFOAは2021年に、日本国内で製造と輸入が禁止されています。 さらに、2024年6月からは**PFHxS(ペルフルオロヘキサンスルホン酸)**も製造・輸入・使用が禁止されました。
ただし、過去に使われたPFASは、いまも土壌や地下水のなかに残っているのが実情です。 製造が禁止されたからといって、汚染がなくなったわけではないのです。
【PFASが使われている身近な製品のイラスト一覧】

PFASの健康リスク(免疫低下・発がん性)
PFASの健康への影響については、世界中で研究がすすめられています。 おもに指摘されているリスクは、つぎのとおりです。
まず、動物実験では、肝臓の機能への影響や体重の減少、胎児の発育への影響などが確認されています。
ひとに対しては、コレステロール値の上昇や免疫機能の低下との関連が報告されています。 とくに注目されているのが、ワクチンを接種したあとの抗体のはたらきが弱くなる可能性が指摘されている点です。
出典: 内閣府食品安全委員会「有機フッ素化合物(PFAS)評価書に関するQ&A」 URL: https://www.fsc.go.jp/foodsafetyinfo_map/pfas_faq.html
発がん性についても重要な動きがあります。 WHO(世界保健機関)の下部組織であるIARC(国際がん研究機関)は、2023年12月に**PFOAの発がん性を「グループ1:発がん性がある」**に分類しました。 これは、喫煙やアスベストとおなじ最高ランクの分類です。 また、**PFOSは「グループ2B:発がん性がある可能性がある」**と分類されています。
出典: 内閣府食品安全委員会「有機フッ素化合物(PFAS)評価書に関するQ&A」 URL: https://www.fsc.go.jp/foodsafetyinfo_map/pfas_faq.html
ただし、日本の食品安全委員会は、発がん性について**「証拠は限定的」との見解をしめしています。 また、2024年6月に公表された評価書では、通常の食生活(飲水をふくむ)から摂取されるPFASの量では、「著しい健康影響が生じる状況にはない」**と結論づけています。
つまり、「リスクはゼロではないが、すぐに健康被害がおこるわけでもない」というのが、現時点での科学的な見解です。 とはいえ、PFASは体内に蓄積されやすく、排出されるまでに数年から10年ほどかかるとされています。 長期的な視点で摂取量をへらしていくことが、けんめいな判断といえるでしょう。
水道水以外の摂取経路にも注意
PFASの摂取経路は、水道水だけではありません。 食品からの摂取も見のがせない問題です。
農林水産省の調査によると、一般的な食生活においてPFASのおもな摂取源となっているのは**魚介類(水産物)**です。 環境中に広がったPFASが食物連鎖をとおして魚の体内に蓄積され、それを食べることで人体にとりこまれるのです。
出典: 農林水産省「食品中のPFASに関する情報」 URL: https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/PFAS/index.html
また、食品の包装材料からPFASが溶けだす可能性も指摘されています。 とくに油分のおおい食品をいれた紙製の容器は、PFASが食品に移行しやすいとされています。 テイクアウトやファストフードの包装にも使われていることがあるため、注意が必要です。
さらに、家庭で使用しているフライパンのコーティング剤や防水スプレーなども、かつてはPFASが含まれていた製品のひとつです。
水道水の対策にくわえて、日々の食生活や身のまわりの製品にも気をくばることで、PFASの摂取量を総合的にへらしていくことが大切です。
家庭でできる水道水の安全対策
水道水の安全性について不安を感じたとき、わたしたちの家庭でできる対策にはどのようなものがあるのでしょうか。 ここでは、浄水器や浄水型ウォーターサーバーによるPFASの除去について、くわしく解説していきます。
浄水器・浄水型ウォーターサーバーでPFASは除去できるのか
「PFASは浄水器でとりのぞけるの?」という疑問をもつかたは多いでしょう。 結論からいうと、すべての浄水器がPFASを除去できるわけではありません。
浄水器にはさまざまなタイプがあり、使用されているフィルターの種類によって除去できる物質がちがいます。 一般的な蛇口取りつけ型の浄水器では、残留塩素やカルキ臭は除去できても、PFASまでは対応していないことがあります。
東京都多摩地域でおこなわれた住民調査では、浄水器を使用しているひとのほうが、水道水をそのまま使っているひとにくらべて、血中のPFAS濃度がひくかったという結果が報告されています。 これは、適切な浄水器を使うことで、PFASの摂取量をへらせる可能性をしめすデータです。
出典: 多摩地域PFAS汚染を明らかにする会「多摩地域住民の血漿中PFAS濃度調査の結果の統計学的解析結果について」
浄水器を選ぶさいには、PFOSやPFOAの除去テスト結果が公表されている製品をえらぶことが重要です。 また、浄水型ウォーターサーバーのなかにも、高性能なフィルターを搭載し、PFASの除去に対応している製品があります。
【浄水器のタイプ別比較表(蛇口取りつけ型・ポット型・据え置き型・ウォーターサーバー型)】

活性炭フィルターとRO膜のちがい
PFASの除去に有効とされている浄水方式は、おもに2つあります。
ひとつめは活性炭フィルターです。 活性炭は、その表面にある無数の微細な穴(細孔)に有害物質を吸着させるしくみです。 PFOSやPFOAの除去にも一定の効果があるとされていますが、活性炭の種類やフィルターの設計によって、除去率にはばらつきがあります。
ふたつめはRO膜(逆浸透膜)です。 RO膜は、水の分子だけを通過させ、それより大きな不純物をほぼすべて遮断する方式です。 PFASにかぎらず、ウイルスやバクテリア、重金属なども除去できるため、もっとも除去性能がたかい方式とされています。
ただし、RO膜にはデメリットもあります。 浄水にかかる時間が長いこと、そして純水に近いかたちになるためミネラル分もとりのぞかれてしまうことです。 また、排水が多くなるため、水の使用効率がさがる点にも注意が必要です。
それぞれのとくちょうを理解したうえで、ご家庭の使い方にあった方式を選ぶことが大切です。
フィルター選びで確認すべきポイント
除去物質数と除去率のチェック方法
浄水器やウォーターサーバーを選ぶさい、もっとも大切なのは**「何を、どのくらい除去できるか」**を確認することです。
日本では、家庭用浄水器の性能をはかる基準としてJIS S 3201(家庭用浄水器試験方法)が定められています。 この規格では、残留塩素や総トリハロメタンなど17項目の除去対象物質が規定されています。
しかし、PFOSやPFOAは、このJIS規格の17項目には含まれていません。 そのため、PFASの除去性能を確認するには、メーカーが独自におこなった試験結果を確認する必要があります。
製品を選ぶさいには、つぎの点をチェックしましょう。
PFOSとPFOAの除去試験をおこなっているか 除去率は何パーセントか(80%以上が望ましい) 除去できる物質の種類が多いか 第三者機関による試験結果があるか
除去できる物質の種類がおおいほど、さまざまな水質リスクに幅ひろく対応できます。 たとえば、50種類以上の物質を除去できるフィルターをもつ浄水型ウォーターサーバーも登場しています。
定期的なカートリッジ交換の重要性
どんなに高性能な浄水器やウォーターサーバーでも、フィルターを交換しなければ、除去性能はどんどん低下していきます。 活性炭フィルターの場合、使いつづけることで細孔が目づまりし、有害物質を吸着するちからが弱くなります。
メーカーが指定している交換時期をかならず守ることが、安全な水を飲みつづけるための基本です。 交換時期をすぎたフィルターを使いつづけると、除去できない物質が通過してしまうだけでなく、フィルターに蓄積された汚れが水に溶けだすおそれもあります。
「コストがかかるから」と交換をさきのばしにすることは、かえってリスクをたかめることになります。 定期的なカートリッジ交換は、浄水器をつかううえでもっとも重要なメンテナンスであると認識しておきましょう。
【フィルター交換の重要性を示すビフォーアフターのイラスト】

まとめ
2026年4月から、PFOSとPFOAの水質検査が法律で義務化され、日本の水道水の管理体制はあたらしい段階に入りました。
沖縄では指針値の5倍をこえるPFASが検出され、東広島では住民の血中濃度がアメリカの指標を大幅にこえるケースも報告されています。 また、茨城では記録的な少雨が原因で水道水にカビ臭が発生するなど、PFASにかぎらず、さまざまな水質リスクがわたしたちの生活にちかづいています。
こうした状況のなかで大切なのは、不安をかかえるだけでなく、具体的な行動をとることです。 浄水器や浄水型ウォーターサーバーの導入は、家庭でできるもっとも手軽で効果的な対策のひとつです。
フィルターの種類や除去物質数をしっかり確認し、定期的なカートリッジ交換をおこなうことで、日々の飲み水の安全性をたかめることができます。
安全な水は、自分と家族の健康を守る第一歩です。 いま一度、ご家庭の水について見なおしてみてはいかがでしょうか。
